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震災から3年のこと2

「緊急震災メニュー」とは・・

11.jpg米が無い、肉、野菜が入らない。
麺ようの そば粉、小麦は有る。

おにぎりは手が無く出来ない。

よし、ある物を組み合わせよう。
メニューを限定して食材がなくなった時点で他の物に差し替える。

12日から新メニューで営業。
お土産用メニューを作る。

朝から食材やさんに電話。 米、その他食材の問い合わせ。
1店舗、お米は20kまで・・一日分だ。
心の中で「何で出し惜しみする。」と叫ぶ!
しかし ガソリン問題でアッチコッチ回る事ができない。
毎朝 北方面の仕入れでは何処と何処を回る。
南方面では・・てな具合だ。
そこで調達できる食材で翌日のメニューを考える事にする。

12日以降店の外側に有る立ち上げ水道(地下水)を 一般開放。
当初は 民生委員の方やヘルパーさんが中心になるも一般の方が
増えてくる。
口コミや市の掲示板に掲載されたらしいので
「高齢者の方、お子さん連れの方優先!」の張り紙をする。
この時は感動すら覚える出来事があった。

私達は営業が忙しかったので水の接待が出来なかった。
気になってはいたのだが・・
日本人特有?何時でも誰かが中心になってご年配の方々の水を汲んであげていた。
本当に有りがたかった。
iyami[1].jpg実は此処まで何も問題が無かったのだが地下水のポンプからの配管が
半分ずれていたのを発見。
常に水汲み上げている。駄々漏れだ~!
勿論、修理は出来ない。来ない!
このままではモーターが焼け付く恐れあり。
実際よそのご家庭の給水協力していた数箇所のモーターが焼けた。
そこから此方に給水に来られた方々の話でわかる。
仕方が無く午後の3時から5時まで給水休止させて頂く事にする。
その時間に給水に来られる方々の為にポリタンクに水を溜めておくことにしたが やはり美味しくない。が、心を鬼にする。

続きは今度・・

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